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2022-02-10

がんの治療法について

がんの治療法には、さまざまな種類があり、患者さんの状況にあわせて、どの治療法が良いのか選択していきます。ここでは、がんの治療法の種類について、ご紹介いたします。

【「がんの三大療法」とは?】

従来のがんの治療法は、大きく分けて、「手術(外科治療)」、「抗がん剤療法」、「放射線治療」の3つがあり、これを「がんの三大療法」と呼んでいます。

がんの種類やステージ(病期)など、患者さんの状況にあわせて、単独、あるいは複数の治療を組み合わせる場合もございます。

〔手術〕

がんの病巣を切除して、その臓器の周辺組織などの転移している部分も一緒に切り取ります。早期のがんや切除可能ながんに対しては、積極的に手術が行われます。ただ、体に負担がかかりやすく、近年は、身体への影響を最小限にする「内視鏡手術」などの手術の普及が進んでいます。

〔抗がん剤療法〕

抗がん剤によって、がん細胞を死滅させたり、増殖を抑えたりします。点滴や注射、内服により、血液を通して薬が全身をめぐるため、転移にも効果がある場合がございます。ただ、吐き気など、さまざまな副作用に悩まされがちで、最近では副作用をやわらげたり抑えたりするなどの治療の開発が進んでいます。

〔放射線治療〕

がんの病巣部に放射線を照射して、がん細胞を死滅させます。身体への負担は少ないですが、すぐに出る副作用だけでなく、十数年後に表れる副作用もあります。

【がんの第四の治療法とは?】

 

近年、がんの第四の治療法として注目を集めているのが「免疫療法」です。本来、身体が持っている「免疫の力(異物を排除しようとする力)」を増強して、がんと闘います。

「がんの三大療法」は、外部からの力を借りてがんを治療するのに対し、「免疫療法」は本来体が持っている免疫力を活かしてがんと闘います。現在、多種多様な治療が進み、研究もどんどん進んでいます。

 

「免疫細胞療法」は自分自身の細胞を増殖して、活性化させて行う、薬剤の入らない治療です。

「がんの三大治療」に比べて副作用が少ない「免疫治療」またがん予防でお探しの方は、「内藤メディカルクリニック」へ、ご相談ください。

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