治療経過
- 平成17年2月、鉄道病院にて子宮頚がん(扁平上皮癌)と診断される。
- 不正出血あり、下腹部痛あり、腫瘍は4.0cm×2.5cm(Ⅱb期)。
- 平成17年2月24日、抗がん剤治療(MEP、タキソール)開始。
- 平成17年3月、子宮および附属器切除。
- 手術後に抗がん剤治療行うも腫瘍マーカー高値示し、その後も不安定傾向続く。
- 平成17年9月、当院受診。
- 【当院受診時症状】
- 腰痛あり
- 疲労感あり
- 手術後の膀胱、尿管の器質的障害あり
- 平成17年9月、第1回目の活性NK細胞療法開始。
- 【活性NK細胞療法1クール終了時症状】
- 体調も回復
- 社交ダンス大会にも出場
- 精神面も改善
- 腫瘍マーカーも安定
- 【活性NK細胞療法2クール終了時症状】
- 腫瘍マーカーは完全に安定
- 他特記事項認めず
腫瘍マーカー推移表
SCC(正常2.0以下)
- H17.04
- 524↑
- H17.05
- 268↑
- H17.06
- 51↑
- H17.07
- 45↑
- H17.08
- 34
- H17.10
- 23
- H17.12
- 15
- H18.02
- 18
- H18.04
- 11
- H18.06
- 12
- H18.08
- 13
- H18.09
- 12
腫瘍マーカー推移グラフ
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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の子宮がんの治療症例
- 子宮体がん 70代/女性
- 子宮頚がん 50代/女性