治療経過
- 平成18年7月、市立病院にて前立腺がんと診断される。膀胱浸潤強く認む、骨シンチ施行するが異常なし。
- ホルモン治療(カソデックス、リュープリン服用)を行っている。抗がん剤治療は行っていない。
- 主治医より完治の見込みなく余命1年と宣告される。
- 平成18年10月、当院受診。
- 【当院受診時の症状】
- 頻尿
- 血尿なし
- 精神的不安あり
- 平成18年10月、第1回目の活性NK細胞療法施行。
- 活性NK細胞療法開始後、腫瘍マーカーは正常値付近で推移する。
- 患者自身も全く症状はなく、体調良好。
腫瘍マーカー推移表(治療開始前)
PSA(正常:4.0以下)
- H18.07
- 843↑
- H18.08
- 573↑
- H18.09
- 132↑
- H18.10
- 11.3↑
腫瘍マーカー推移表(治療開始後)
PSA(正常:4.0以下)
- H18.11
- 4.2↑
- H18.11
- 5.6↑
- H19.02
- 1.62
- H19.04
- 1.44
- H19.05
- 1.3
- H19.06
- 1.61
- H19.08
- 3.5
- H19.09
- 5.6↑
- H19.10
- 3.5
- H19.12
- 4.6↑
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の前立腺がんの治療症例
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