治療経過
- 平成18年2月、総合病院にて前立腺がんと診断。手術は行わず、ホルモン治療開始。
- 腫瘍マーカーPSA(正常:4.0以下)は4.9↑と高値を示している。
- 平成17年3月、前立腺手術施行。抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン剤治療などは施行せず。
- 平成18年4月、当院受診、第1回目の活性NK細胞療法を施行。
- 平成18年6月、活性NK細胞療法1クール(6回)修了、PSAの値も0.1以下となる。
- その後、患者自身も全く他の所見なし。
腫瘍マーカー推移表(治療開始前)
PSA(正常:4.0以下)
- H18.01
- 4.9↑
- H18.04
- 3.3
- H18.05
- 1.0
- H18.06
- 0.1以下
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の前立腺がんの治療症例
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