治療経過
- 平成17年1月、病院にて前立腺がんと診断される。
- 腫瘍マーカーPSA(正常:4.0以下)が13.7↑と高値示す。
- 平成17年3月、前立腺手術施行。抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン剤治療などは施行せず。
- 平成17年7月、当院受診。患者は再発・転移予防のため活性NK細胞療法を希望する。
- 平成17年8月、活性NK細胞療法及び活性賦活製剤としてチャガビットを併用投与開始。
- 【当院受診時の症状】
- 特記する自覚症状なし
- 食欲良好
腫瘍マーカー推移表
PSA(正常:4.0以下)(前立腺を手術している為、正常値を0.1以下としています)
- H17.02
- 13.7↑
- H17.04
- 0.2↑
- H17.05
- 0.1以下
- H17.07
- 0.2↑
- H17.09
- 0.1以下
- H17.11
- 0.1以下
- H18.01
- 0.1以下
- H18.02
- 0.1以下
- H18.04
- 0.1以下
- H18.06
- 0.1以下
- H18.09
- 0.1以下
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の前立腺がんの治療症例
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