治療経過
- 平成19年5月、総合病院にて前立腺がんと診断される
- PSAは56.4↑と高値、左鼠径部から左傍大動脈にリンパ節腫大認める。
- 平成19年6月、除睾術を施行。
- その後PSA改善傾向であったが平成19年12月から増加傾向へ、前医よりの紹介で当院を知る。
- 平成20年3月、当院受診、第1回目の活性NK細胞療法開始。
- 活性NK細胞療法開始からPSA数値が下がり始め、平成20年4月の検査でPSAは正常値に、それ以降も正常値で推移。
腫瘍マーカー推移表(治療開始前)
PSA(正常:4.0以下)
- H19.05
- 56↑
- H19.06
- 8.15↑
- H19.07
- 0.75
- H19.08
- 0.095
- H19.11
- 0.4
- H19.12
- 1.44
- H20.02
- 14.6↑
腫瘍マーカー推移表(治療開始後)
PSA(正常:4.0以下)
- H20.03
- 20.8↑
- H20.03
- 13.4↑
- H20.04
- 1.16
- H20.05
- 1.79
- H20.06
- 3.86
- H20.07
- 2
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の前立腺がんの治療症例
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