
治療前


治療後
治療経過
- 平成19年2月、大学病院にて食道がん(StageⅢ)と診断される。上部胸部食道から下部食道前壁、両側壁を中心に食道内腔を占める大きな腫瘤を認む。主治医より手術を勧められるが、患者さんは手術を希望せず。
- 患者は抗がん剤(TS-1)、放射線治療、当院の活性NK細胞療法の併用を希望し、主治医の理解を得る。
- 平成19年10月、主治医の紹介状持参にて当院受診。
- 【当院来院時の症状】
- 食道の通過障害
- 精神的不安
- 不眠
- 食欲不振
- 平成19年10月、第1回目の活性NK細胞療法施行。
- 平成19年12月、活性NK細胞療法1クール(6回)終了。主治医の放射線治療終了。
- 【活性NK細胞療法6回終了時の症状】
- 食道の通過性改善
- 精神の安定
- 明らかな腫瘍の残存、再発なし。
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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の食道がんの治療症例
- 食道がん 60代/男性 2