治療経過
- 平成17年12月、市民病院にて大腸がんと診断される。
- 平成18年2月、当院受診。主治医に当院の活性NK細胞療法をご理解して頂き、活性NK細胞療法と主治医の抗がん剤治療との併用治療を行う事となった。
- 【当院受診時の症状】
- 食欲不振
- 右下肢の痛み
- 体重は正常時から8kg減少
- 精神的不安
- 平成18年5月、腫瘍マーカーCA19-9の数値は改善され正常値を示し、その後も正常値で推移。
- 【主治医コメント】
強い抗癌剤投与するも副作用もほとんどなくリンパ球の上昇も認める。活性NK細胞療法の効果と考える。併用治療による相乗効果で良い結果が出た。
- 【平成18年5月時の症状】
- 食欲改善
- 右下肢の痛み軽減
- 体重やや増加
- 精神面の安定
腫瘍マーカー推移表
CA19-9(正常:37以下)
- H18.01
- 118.7↑
- H18.02
- 96.8↑
- H18.03
- 49.6↑
- H18.04
- 46.3↑
- H18.05
- 21.9
- H18.06
- 13.0
- H18.07
- 11.2
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の大腸がんの治療症例
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