
治療前


治療後
治療経過
- 平成19年4月、がんセンターにて膵臓がんと診断される。手術不可。
- 平成19年7月、当院受診。
- 平成19年8月、第1回目の活性NK細胞療法施行。平成20年6月まで治療継続。
- 平成20年7月、CTを施行した所、明らかに腫瘍は縮小改善した。同時に腹水改善、食欲改善、全体的に体調良好に推移する。
- 【主治医のコメント】
- Pancreas canser
- CH-,DU+,S+,RP+,PV+,A+,PL+,T4,N0,M0 cStage Ⅳa
- 6/15~7/20 CRT
- 5-FU(350mg/m2)+2.0Gy × 25f 県がんセンター中央病院消化器内科にて加療。
- 8/17 自己の活性NK細胞液により免疫療法開始。9回施行。
- 加療後の評価CTにて腫瘍の縮小認める。
- 【平成20年8月時の症状】
- 腹部の痛み改善
- 食欲改善
- その他症状なし
- 現在は職場に復帰している。
腫瘍マーカー推移表
CA19-9(正常:37以下)
- H19.05
- 1619↑
- H19.07
- 879↑
- H19.07
- 362↑
- H19.08
- 373↑
- H19.09
- 184↑
- H19.10
- 160↑
- H19.11
- 280↑
- H19.12
- 130↑
- H20.01
- 65↑
- H20.02
- 55↑
腫瘍マーカー推移グラフ

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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の膵臓がんの治療症例
- 膵臓がん 40代/男性 2