
治療前


治療後

治療前


治療後
治療経過
- 地元の病院で小細胞肺がんと診断された方です。原発が肺で肝臓にも転移がありました。まず咳と血痰があり喀痰検査も陽性。胸の痛みや食欲不振といった自覚症状も認められたため、すぐ抗がん剤(CBDCA、ETP)の治療が行われました。
- 一般に肺の小細胞がんはごく初期の場合を除いて外科手術は有効ではありません。この方は抗がん剤治療を行ったものの残念ながら期待されていた効果は得られませんでした。
- そこでご本人が活性NK細胞療法を試してみたいと主治医に相談し、主治医は抗がん剤と活性NK細胞療法の併用治療をしてみてはどうか?という提案をされました。ご本人も了解し、主治医と連携して併用治療が始まりました。
- 活性NK細胞療法開始から約2ヶ月してCTを施行。治療前の肺のCTに白く見える病巣がはほとんど見えないところまで改善。主治医からもこれまでに見たことがないような改善例というコメントを頂きました。
- ご本人の体調の回復もめざましく、胸の痛みの消失、食欲の回復、咳・血痰もなくなり、喀痰検査も陰性に変わりました。腫瘍マーカーのAFPは治療1ヶ月後に正常値に、NSEとCEAも半年後には正常値に改善。併用治療開始から1年後の状態は、腫瘍マーカーが全て正常値、肺の腫瘍消失、肝臓の腫瘍も改善しました。
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(1)活性NK細胞療法について—活性NK細胞療法は患者さんから1回分40㏄を採血し、血液を分離、NK細胞を抽出、2週間の培養(増殖・活性化)を行った後に点滴で投与する免疫療法です。(2)副作用について—基本的に副作用は少なく、稀に軽度の発熱はありますが、重篤な副作用は見られません。また、他の治療との併用も可能です。(3)費用等について—6回の投与を1クールとし、1回分の活性NK細胞療法の培養費は240,000円、1クールで1,440,000円の培養費が目安となります。- その他の肺がんの治療症例
- 扁平上皮肺がん 60代/男性
- 肺がん 60代/男性
- 肺がん 70代/女性
- 小細胞肺がん 50代/女性
- 小細胞肺がん脳転移 50代/男性